■“秋田留学”演劇を通して新たな一面を発見


人気のコースの1つが年齢も、住む地域も違う子どもたちで作りあげる演劇体験。東京からの「留学生」小学2年生の杏奈ちゃん。出発前にお母さんは、こんな期待をしていました。

杏奈ちゃんのお母さん
「娘はシャイなところもあるので、お友達と積極的に会話できるというか。そういうものの刺激になって欲しいなと思っています」

ところが留学当日も・・・

ーー楽しみですか? 

東京在住 杏奈ちゃん(小2)
「たのしみです」


とはいうものの、不安そうな顔でお母さんにべったり。果たして演劇を通して変わることが出来るのか?

演劇の題材は秋田県に生息する「イヌワシ」との成長物語。それを後押しする風の役になった杏奈ちゃんはーー

ーー何をメモってるの?

東京在住 杏奈ちゃん(小2)
「えっと、これ全部あだ名。私あんなはね、これ」

あだ名で呼び合うほど留学仲間とすっかり打ち解けた杏奈ちゃん。
迎えた本番ーー

東京在住 杏奈ちゃん(小2)
「なんかちょっと緊張してます」

力を発揮することが出来るのかーー

東京在住 杏奈ちゃん(小2)
「鉄平君には、宝物がありました」

セリフはばっちり!そして見せ場では。


自分で考えたポーズまで、堂々と披露する成長ぶり。

杏奈ちゃんのお母さん
「素晴らしかったです。この何日かで、4日間でうまく表現できてる。表情も凄く良くなった気がします」

東京在住 杏奈ちゃん(小2)
「台本がなくても、出来たから良かった」

自分で疑問を見つけ解決する。自分の新しい一面を発見する。そんな秋田への「留学」は子どもたちにとって忘れられない夏休みになりました。