静岡県にある焼津漁港を舞台にした冷凍カツオの抜き取り事件で、新たな民事訴訟に向けた動きです。静岡県外の船会社が焼津漁協などを相手取り、近く損害賠償を求める裁判を起こす方針が明らかになりました。

近く訴えを起こすのは長崎県の船会社です。原告の代理人を務める河村正史弁護士によりますと、長崎県の船会社は焼津漁協に水揚げした冷凍カツオ約40トンを盗まれたとして、焼津漁協や漁協の元職員、焼津市内の水産会社の元社長ら合わせて7人を相手取り、約800万円の損害賠償請求を起こす方針を固めました。

また、新潟県の船会社は冷凍カツオ49トンを盗まれたとして、同様に焼津漁協などを相手取り約650万円の損害賠償を求める方針です。

<原告側代理人 河村正史弁護士>
「民事訴訟を起こしたのも(被害が)確実な量で起こしている。もっと盗られている可能性はある。漁協が先頭に立って、信頼回復する措置を取らないと、なかなか信頼は取り戻せない」

焼津の冷凍カツオの窃盗事件をめぐっては、焼津市の水産加工会社が焼津漁協などを相手取り、損害賠償3500万円を求める裁判を起こしています。