女子サッカーなでしこリーグ1部のヴィアマテラス宮崎が、6月30日のホーム戦で、3試合ぶりの白星をあげました。

(高橋美苑リポーター)
「ヴィアマテラスに声援を届けようと、会場には多くのサポーターが集まっています」

なでしこリーグ1部で首位を走るヴィアマテラス宮崎。
6月30日のホーム戦には、およそ1900人のサポーターが選手たちに力を届けるため集まりました。

(サポーター)
「精一杯応援したい」
「とにかく勝ってほしい、最後に」
「ヴィアマ頑張れ」

対戦相手はリーグ7位の静岡SSUボニータ。
ヴィアマテラスは前半5分、ゴール前の齊藤へパスをつなぎ、シュートを放ちますが、惜しくも右にそれてしまいました。

前半、ヴィアマテラスは終始主導権を握りますが、得点できず0対0で折り返します。

後半18分、ヴィアマテラスはコーナーキックのチャンス。こぼれ球を齋藤が押し込み先制点を奪います。

(ヴィアマテラス宮崎 齊藤夕眞選手)
「結構混戦の中でこぼれてくるかなと予測していて、自分の目の前にきれいにこぼれてきたので、流し込めました」

しかし、後半39分、相手に、浮かせたパスでボールを運ばれ、同点ゴールを許します。

なんとしてもサポーターに勝利を届けたいヴィアマテラス。
試合終了間際、齋藤が技ありのループシュート。

(ヴィアマテラス宮崎 齋藤夕眞選手)
「最後の最後までチャンスが来るかなと狙っていたので、それを信じて裏に走れて、いいボールが出てきたのでよかった」

そのまま、2対1とリードを守り切ったヴィアマテラス。
リーグがおよそ2か月中断する前の大切な試合で3試合ぶりの白星をあげ、サポーターと喜びを分かち合いました。

(サポーター)
「最高でした!よかったです」
「うれしい」
「また、2か月後、楽しみに待ってます!頑張ってください」

(ヴィアマテラス宮崎 水永翔馬監督)
「(リーグ戦)中断前にしっかり勝ち切ってくれて、自分たちの原点にしっかり戻って、きょうプレーできたので、これをベースにもっと質を高く、決定力を伸ばせていけるように確率をあげていけるようにやっていきたい」

(ヴィアマテラス宮崎 嘉数飛鳥キャプテン)
「(リーグ戦の)中断明けから、ギアを上げて7連勝するつもりでやっていかないといけない」

ヴィアマテラスは、今月10日、千葉県でなでしこジャパンとトレーニングマッチを行い、次節は2か月後の9月1日、ホームで愛媛FCレディースと対戦します。

※MRTテレビ「Check!」7月1日(月)放送分から