新潟県関係の国会議員を対象にBSN新潟放送が行った、旧統一教会に関するアンケートについて「回答を差し控える」としていた自民党の塚田一郎衆議院議員が、選挙での支援などで接点があったことを認めました。

このアンケートは7月下旬にBSNが新潟県関係の国会議員に対して行ったものですが、自民党の塚田一郎衆議院議員は今月1日時点で「相手方があり、個別の問い合わせには回答を差し控える」として回答を避けていました。
しかし、一部の報道機関に接点があったことを認めたため、16日に改めて同じ質問をしたところ、接点があったことを認めました。

去年の衆院選で個人ボランティアとして電話掛けをしてもらっていた人の中に『世界平和統一家庭連合』の会員がいたことを確認したということです。また、去年11月に関連団体のイベントに出席し挨拶をしていたほか、去年12月には名古屋で開催されたイベントに祝電を送っていました。

塚田議員の事務所では「個人で応援してもらった人の思想信条を確認できないうちに回答はできず、精査した上で報告した。『世界平和統一家庭連合』が『旧統一教会』とは認識していなかった」としています。

なお、BSNが16日に再度アンケートを送るまで再回答をしなかったことについては、「公表しようとするタイミングと重なった」として、隠す意図は否定しました。

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