元日に最大震度7を観測した能登半島地震から半年。

断水が続いたことで、被災地は深刻なトイレ不足に陥りました。

震災を体験した人が「盲点」だと訴える災害時のトイレ問題。問題の深刻さがようやく認識され、自治体だけでなく企業からもアクションがおきています。

トイレ不足は命にかかわる

元日に石川県などを襲った能登半島地震。

多くの人が避難生活を余儀なくされましたが、大きな問題となったのが「トイレ」でした。
被災地では水道管が破裂した影響で断水が発生。広い範囲で深刻な「トイレ不足」となったのです。

トイレ不足の問題は感染症だけでなく、水分補給を控えることでエコノミークラス症候群を引き起こすおそれがあり、命を落とすことにつながりかねません