◆安全な「お産」難しく

西田部長「新型コロナ陽性者のベッドが足りなくなるので7月下旬からは産んだ方は当日か翌日にほとんどが別の病院に移っていただく。当院に来るのも初めてでここではお産だけして終わったらすぐに移っていただく。かなりストレスだと思うがベッドが足りないのでやむを得ない状況」


現在、新型コロナ陽性妊婦の出産を受け入れている福岡県内の病院は約10か所。出産に対応する医療機関を増やしてほしいとの要望に福岡県は応じる方針です。

西田部長「今本当にギリギリ、あるいはちょっとオーバーフローしている状況。新型コロナ陽性の妊婦が分べんできる施設やベッドがもう少し増えないと安全にお産をしていくことが難しくなるのではと思っています」

取材した赤十字病院の西田医師は、対応を迅速に行うためにも陽性がわかった場合は必ずかかりつけの産科医に連絡をしてほしいと話しています。