ドラマの舞台として登場することもある「警察学校」。実際にどんなことをしているのか、みなさんはご存じですか?未だ謎の多い警察学校に、RSK山陽放送の砂山記者が1日体験入校し調査してきました。

一日体験入校で記者を待っていたのは

「1,2,そーれ!」

岡山市北区玉柏にある、岡山県警察学校です。ここには、警察官を志す若者が集まり、高卒は10か月間、大卒は6か月をかけて1人前の警察官を目指します。

(砂山祐佳里記者)
「これからこちらの約6kgの楯を使った訓練が始まります。もうすでに汗だくです」

まずはじめに体験したのは、「楯の扱い方」を学ぶ訓練。小雨が降ろうともお構いなし。見よう見まねでどうにかついていきます。

ひと通り楯の構え方を学んだあとは、楯を抱えた状態でのランニングに挑戦。雨でぬかるんだグラウンドに足を取られつつも、前を走る学生に必死について行きました。何とか完走したものの…。

(砂山祐佳里記者)
「もう何も言えないです。もう楯が重くて重くて、もう今にでも倒れそうです」

一方、入学して約9カ月の女性は涼しい顔。

(警察学校生)
「毎日最低1時間は走ってます。みんな同じ思いで頑張っているのと、自分が何のために警察官になりたかったのかを考えたら頑張れました」