富山県の立山町に甚大な被害を出した記録的な豪雨から28日で1年です。立山町はこうした災害に備えようと町のすべての職員が自分のマイナンバーカードを使って指定避難所の鍵を開錠する県内初、全国でも珍しい取り組みが始まりました。

立山町 舟橋貴之町長:「おーすごい!」

立山町の舟橋町長がかざしたのは自分のマイナンバーカードです。

指定避難所になっている体育館の鍵が開きました。立山町で運用が始まったのが町のすべての職員が自分のマイナンバーカードをかざすことで指定避難所の鍵が開けられる富山県内初の仕組みです。現時点で職員の9割にあたるおよそ150人が登録を終えています。

立山町 舟橋貴之町長:「発案者僕なんですよ。何人かの職員に鍵を渡してあるんですが…来れるかわからないでしょ。役場の職員なら駆けつけられるのは心強い」「多分、これ全国に広がってもいいと思う」