「やれることはやり尽くした」豚肉の高騰に店側も苦慮

国産の豚肉の卸売り平均価格は、1月に486円だったのが、6月は842円にまで高騰しています。「価格据え置きのためにやれることはやり尽くした」と話す店主。お客さんは…

――値上げはどこまで我慢できる?
常連客
「1400円ぐらいだったらって感じですね。ちょっとそれ以上だと厳しいですね」
常連客
「チャーシュー目当てで結構来ていますけど、無かったらちょっと…行かなくなるかもしれないですね」
常連客
「(値上げしても)いいと思います。このおいしいラーメンを続けてもらうには、適切な価格で提供していただくことが大事かなと思います」
豚肉の値上がりはスーパーでも…

――いま豚肉の価格は?
スーパーセルシオ和田町店 鶴田聡部長
「価格は正直、今までに見たことないぐらい値段が上がっています。今まで例えば、こういう豚こま肉などは今100g149円で売らせてもらっているんですけど、ちょっと前までは本当に100g99円で売れたような状態ですね」

――感覚としてはどれぐらい上がっている?
買い物客
「(豚肉は)手軽って感覚だった、前は。何かあれば豚肉って思ってたんですけど、下手すれば牛の方が安くなってるときもあるかなって今思いますね。(家計に)すごいダメージです。こういうところ探して、安いところ行ったり、半額(のときに)行ったりしています」
買い物客
「物価高なので、食料品の量は減らしてっていうような状態。影響はひしひしと感じますね」
価格を上げざるを得ない店側も、買ってもらうためにさまざまな工夫をしていると言います。

スーパーセルシオ和田町店 鶴田聡部長
「お客さまが買いやすいように、いつも通りのパックや、買いやすいようにちょっと量を減らしたパックを出したりとかですかね。やはりお客さまが手を触らないで(手を付けないで)ロスになっちゃうぐらいだったらという、歯を食いしばってやるような状態が、ここ最近続いています」