「絵と文字で伝えたい」元中学校の美術教師・洋画家の思い

(花房徳夫さん)
「絵と文字で、全部僕です(僕が描きました)」

元中学校の美術教師・洋画家の花房徳夫さんです。

(花房徳夫さん)
「高村さんの「一九七一なぎの昔話」が書棚にあったんで「懐かしいな」と思ってちょっと開いたんです。50年後にちょうど見つけて、昔のことを高村先生集められとったなというのを思い出したものだから、ちょっと絵を付けてみたら面白いんじゃないかな、という感じで始めた」

医師の高村さんは、花房さんの祖父からも民話の聞き取りをしたということです。

(花房徳夫さん)
「うちのおじいさん、花房りょうたろうというんです、(話が)あるんです。これは花房りょうたろうさんから、って書いているんです」

高村さんは、なぜ地域に伝わる民話を本にまとめて残そうとしたのか…その理由が著書の中に記されていました。

(花房徳夫さん)
「なくなってしまうものを、こうして残す変なもんがおってもいいんじゃないかなって書かれとんですよね、物好きな人間がいてもいいんじゃないかなということを」

花房さんは、2021年から高村さんの本に書かれた民話に挿絵を描き始めました。

今では挿絵の数は300を超えました。花房さんは、描いた挿絵を自身のギャラリーで公開しています。

(花房徳夫さん)
「あれ、全部本を読め、と言われたら面倒くさいけど、ちょっと絵がついておけば気が向いたときに見る機会になるんじゃないかなというふうに思うんで、まあ、絵を描いてみるのも、そういう人がおってもいいんじゃないかな」