50年以上前 奈義の民話をテープレコーダーで集めた医師がいた
(「なぎ昔話語りの会」代表 入澤知子さん)
「高村継夫先生がお医者さんで、お話を集めて残して下さった。今までのものを、これは今でないと残して行けれないという、郷土愛と先見の明と、お医者さんで体も心も時代も見てくれる人」
「一九七一 なぎの昔話」。
著者は、奈義町で長年医師をしていた高村継夫さんです。

この本は、高村さんが今から50年以上前、地域の人々を訪ね歩き地元で伝えられてきた約90の民話を、テープレコーダーで録音し、まとめたものです。
(インタ「なぎ昔話語りの会」代表 入澤知子さん)
「高村先生の文章の中に、自分はこうやって調べて残して来たが、この思いを誰かにいつか繋いでいってほしいっていう文章を残されているのにも出会って、そこで根付いてきた文化というか、そういうものをこれからの人たちにも、伝えていきたい」
高村さんの思いを受け継いだ「なぎ昔話語りの会」は、地域に伝わる民話やわらべ歌などを町の人たちに聞き取りました。そして、高村さんのまとめた本に自分たちが聞き取ったものを追加し、新たな著書を出版。著書に記された民話やわらべ歌など、その数は約500に上ります。
(「なぎ昔話語りの会」代表 入澤知子さん)
「昔話の中には、本当に生活の知恵とか子どもたちに知ってほしい人間らしさとか、そういうものが含まれているので、自然に人の生活の命の繋がりの中で、そういうのが身についていくといいなという思いも」
一方で、入澤さんたちとは別の方法で地域の民話を次の世代に残そうと取り組む人もいます。














