奈義の民話を「語り部」として伝える人たちも…

奈義町に残る民話を伝える取り組みは、若い世代へと受け継がれています。

「うまそうなそうなぼた餅を作っていた。うまそうじゃな、食いたいなぁ」

「ここに橋は架けられまい」
「ひばりは水を探しに、空を高く高く上っていく」

2021年に地元の小学生を中心に結成された「なぎっ子おはなし隊」です。この日は、小学4年生の子どもたちが、入澤さんたちと一緒に語り部の練習に取り組んでいました。子どもたちは、年に4回、公演を開催し、町の人たちに民話を披露しています。

(なぎっ子おはなし隊)
「舞台に立つのがかっこいいなと思って入りました」
「伝統の話とかを色々知りたいから」
「人前に立って昔話を語るのが楽しい」

人々の生活の中から生まれ、口伝えで語り継がれてきた民話やわらべ歌。入澤さんは「自然への畏敬の念」や「生活模様」など、当時の人々の思いを感じることができると言います。

(「なぎ昔話語りの会」代表 入澤知子さん)
「この那岐山の麓で繋がれてきた命っていうものとか、自然の偉大さというものを感じて、それをずっと繋げていってほしいな、広めていってほしいなと思っています」

先人たちが語り継いできた思いを次の世代へと繋いでいく。入澤さんたちはこれからも地元の子どもたちへ民話を伝えていきます。

【スタジオ】
民話には、色々な教訓が盛り込まれているということで、私たちも故郷で伝わる民話をいま一度見直してみたいですね。