■SUVでも速度によってはエンジン停止に…
セダンタイプよりもエンジンの位置が高いため「時速10キロ」なら水深60センチでも30メートル走りきりましたが、「時速30キロ」まで速度を上げるとわずか10メートルの地点で停まってしまいました。
実験結果のまとめです。
水深60センチにもなるとセダンタイプは走りきれず。SUVタイプは時速10キロなら走りきれましたが、時速30キロまで上がるとすぐに停まってしまいました。
JAFによれば、走行速度を上げると、巻き上げる水の量が多くなるのでエンジンに水が入りやすくなり、停まってしまうとういことです。万が一、冠水路に入ってしまったら、できるだけ速度を落としてゆっくり走ることが大切です。

ただし、どんなにゆっくり走ってもエンジンに水が入れば車は停まってしまいます。
また実際の冠水路では水深がどのくらいなのか、水の中の様子がどうなっているかわかりません。道路が冠水した場合は、くれぐれも安易に進入せず、基本的には迂回するようにしましょう。
