8月3日に酒田市で開催される花火大会「酒田の花火」を前にきょう、安全祈願祭が行われ、関係者が大会の成功を祈りました。

けさは、「酒田の花火」の打ち上げ会場になる、最上川河川公園に酒田市の矢口市長や関係者が集まり、玉ぐしを捧げるなど花火大会の安全を祈願しました。

去年4年ぶりの開催となった「酒田の花火」では2尺玉の競技会を行うなど、新たな取り組みが行われました。

しかし、駐車券付きで販売された有料観覧席が半分ほど売れ残り、およそ1900万円の赤字となりました。

そのため、今年は観覧席を見直し、有料観覧席と駐車券を別で販売するほか、無料の観覧席を3000人分設け、全体でおよそ1万6000人の集客を見込んでいます。


酒田市 矢口明子 市長「市民の皆さん全員で楽しめる安心安全な大会開いていきます。一緒にがんばりましょう」

安藤煙火店 安藤孝二さん「こういった広大なロケーションなのでフルに使った演出をがんばりたい」

今年は、2尺玉の打ち上げは行うものの、競技会としては行わないということです。これにより、打ち上げ時間を去年より30分短い60分に短縮し、密度高く、およそ1万発の花火で夜空を彩ります。


「酒田の花火」は8月3日に開催されます。