農薬や化学肥料の使用を減らして作る、体と環境にやさしいトマトの収穫が、愛媛県大洲市内でピークを迎えています。
瑞々しく実っているのは、農薬や化学肥料を県の基準より3割程度減らして育てた「エコラブトマト」です。
JA愛媛たいき管内の28軒が栽培していて、現在、収穫のピークを迎えています。
このうち大洲市東大洲にある武田隆宏さんのハウスでも、武田さんが1つ1つの熟れ具合を確かめながら収穫していました。
(武田隆宏さん)
「日が経つと追熟というか、赤くなってくるんで早めに収穫はしてます」
武田さんによりますと、今シーズンは3月の低温で生育が10日ほど遅れているものの、適度な玉太りで、例年通り甘味と酸味のバランスがとれた、おいしいトマトに仕上がっているということです。
(武田隆宏さん)
「毎日トマトを見て、愛情を持って育てています。この時期のトマトは本当においしいんで、ひとりでもたくさんの人に食べてもらえたらうれしいです」
「エコラブトマト」の収穫は12月まで続き、JA愛媛たいきでは例年並みの635トンを、県内や関西などの市場に出荷したいと話しています。
			
注目の記事
思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

恒星間天体「3I/ATLAS」まだ“真の姿”を見せていない可能性…原因は「宇宙線による日焼け」か 太陽系外から飛来した天体の謎

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

【独自】旧統一教会の"財産移転先"天地正教とは 「弥勒菩薩は文鮮明氏」宣言から濃くなった教会の色...過度な献金要求を元信者が証言 二代目教主「乗っ取られた」旧統一教会の見解は【実態取材・前編】

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本

「すごい話題の宝庫」元新聞記者が限界集落で新聞社 地域密着の小院瀬見新聞「すばらしい過疎地」発信 富山・南砺市

 
   
   
  







