2021年2月1日、ミャンマー国軍はクーデターを実行し、当時国家顧問として国の最高指導者だったアウン・サン・スーチー氏を含む民主派の政権幹部を軒並み拘束した。
軍の支配に反発する国民は、全国に広がった抗議デモでその意思を示したが、軍はその国民に容赦なく銃口を向けた。
そうして都市部の民主派勢力は武力で制圧され、主戦場を少数民族の支配地域である辺境地帯へと移していった。そんな民主派勢力の中には、国境を越えて隣国のタイに逃れ、抵抗活動を続けている人々も多い。
彼らはタイで息を潜めて生活しているわけではなく、同じく国軍と対立する少数民族武装勢力とも連携して、日本を含む国際社会に情報発信し、理解と協力を呼びかけている。クーデターから3年以上が経過した現在も、彼らは国軍の支配を終わらせるための戦いを続けている。
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