昨年度、宮崎県内に移住してきた人の数は、前の年度の2倍以上に増え、過去最多となりました。
それぞれの自治体では、移住者増加や定住のための取り組みに力を入れています。
県によりますと、昨年度、県内に移住した人は1877世帯3729人で、前の年度のおよそ2倍となり、世帯数、人数ともに5年連続で過去最多を更新しました。
移住世帯が増えたのは10の市町村で、このうち、都城市は1034世帯と最も多く、全体の55%を占めています。
また、移住前の居住地は九州・沖縄が全体の4割、次いで関東が3割を占めているほか、年代別では、20代から40代が全体のおよそ8割を占めています。
それぞれの自治体が移住者に関する事業に力を入れる中、綾町では今年度、移住を希望する人向けのパンフレットを14年ぶりに新しく制作しました。
パンフレットには、綾町の自然や子育て情報などのほか、移住後のギャップを少しでもなくそうと移住者が驚いたことなど、ありのままの綾町を掲載しています。
「マンガや雑誌は発売日に買えない」
「仲良くなった時の距離感がすごく近い!」
(綾町役場総合政策課 井上博人さん)
「移住相談会に行くと、都会のの方が田舎暮らしにあこがれるところと、現実とのギャップというのをものすごく感じていたので、そういった地方で暮らすというギャップをいかに埋めるかというところを、綾のいいところ、悪いところみたいな感じの話しも盛り込みながら作った感じです」
綾町ではこの5年間は毎年、80人ほどの移住者がいますが、その数と同じくらい町外へ出る人も。
綾町では、今後も移住者の増加、そして定住促進に力を入れていきたいとしています。
(綾町役場総合政策課 井上博人さん)
「移住者がいっぱい増えたとしても、そこに町を思う人がいなくなれば、町は衰退するので、いかに町を思って住んでいただくかという人を増やすことが町の一番の力の入れどころだと思います。気軽に見てもらって、綾を好きになってほしいというような形で読んでもらえればいいかなと」
今年度、県内では様々な自治体で移住者向けの事業を拡大していますが、今後も多くの人に宮崎での暮らしを選んでほしいものです。
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