おととしの大雨で被災し、現在、復旧工事が進んでいる飯豊町の大巻橋。
きょう、建築を学ぶ高校生が災害復旧の現場を見学し、建設技術を学びました。
おととしの8月、置賜地方を中心に襲った大雨で飯豊町内を流れる小白川が氾濫し、県道に架かる大巻橋が崩落しました。

川には仮の橋が架けられ、大巻橋は来年度中の完成を目指し、復旧工事が進められています。

きょう、現場を訪れたのは、建築や土木を学ぶ、米沢工業高校の1年生。はじめに担当者から災害や橋の復旧作業について説明を受けたあと、4つのブースに分かれて現場で活用されている建設技術を見学しました。



こちらは、ドローンを活用した技術。単に上空からの様子を映像で見るだけではなく、完成したイメージ図をつくるために必要な情報を集める役目もあるそうです。

倉内奈津美 記者「こちら、VR!そしてこの中に見えているのが、大巻橋を3D化した、予想完成図になります」
「おお~すげえ!」

VRを活用することで、イメージ図を好きな角度から、立体的に見ることができるようになったといいます。

高校生「災害の強さ、怖さを、建物の状態から感じてすごいなと。復旧するのに少しでも最新鋭の力を使って、早く復旧できればいいなと思う」

高校生「災害の被害がすごいし、直そうとしている気持ちがすごくあって、僕も見習いたいと思ったし、今後の生活につなげていけたらと思う」

生徒たちはこのあと、高畠町役場の新庁舎の建設現場なども見学したということです。














