遠洋航海やマグロ漁などの海洋実習に挑む沖縄水産高校の生徒らを乗せた船が大海原へと出発しました。

遠洋航海実習に出発したのは沖縄水産高校海洋技術科の本科生と専攻科生あわせて53人です。

実習は、航海士や機関士を目指す生徒たちが専門知識と技術を身につけるために実施されるもので出航式では生徒や家族が集まり実習生を激励しました。

式の締めくくりには、沖縄水産高校で代々受け継がれてきた応援の儀「スタンバイ」を披露し後輩たちが航海の安全を祈願しました。

▽大川甲斐さん(17)
「緊張もあるんですけど、楽しんでいきます」
▽伊盛心美さん(17)
「いっぱい魚を釣って立派な船員さんになれるように頑張りたいです」

実習期間は40日で、オーストラリアに入港し帰りにマグロはえ縄漁をして戻ってくる予定だということです。