去年1年間の交通事故による死者の数は2678人と、8年ぶりに増加したことがわかりました。
政府がきょうの閣議で決定した2024年版「交通安全白書」によりますと、去年1年間で交通事故により亡くなった人は、前の年より68人多い2678人で、2015年以来、8年ぶりに増加しました。
年齢別では65歳以上の高齢者が占める割合が全体の54.7%と高い水準で推移しています。
高齢者は死亡事故につながるケースが多いことから、白書では、▼運転に関する相談体制の充実化や▼道路の無電柱化、▼バリアフリー対応型の信号機の整備などの施策を進めるとしています。
また、減少傾向が続いていた交通事故の発生件数も、去年は前の年よりおよそ7000件多い30万7930件となり、2004年以来、16年ぶりに増加に転じました。
注目の記事
「水着をずらして性器を...許せない」スイミングスクールで娘が盗撮被害 インストラクターの男は「バレるリスクも低く都合よかった」なぜ防げなかった? 「二度と被害者を出させない」両親はスクール側に"第三者による検証"求め民事調停を申し立て

物価高対策は実現する?「地方交付金」「年収の壁」「5年で100万円増」…自民党総裁選 5人の政策を比較【Nスタ解説】

「腹が立つ。行く気持ち失せた」"奪われた"万博チケット...誰かが不正ログイン→勝手に譲渡されていた!博覧会協会は『返金・再交付できない』警察への被害届は『受理されない』

服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村
