きっかけは子どもたちに勧められた免許返納

車の運転が好きだったグッチさんは現在79歳。2年前、子どもたちに説得されて運転免許を返納。それと同時に、車を手放すときに取っておいた高齢者マークを、自転車に付けることを思いついたといいます。
(記者)「高齢者マークを付けると違いはありますか?」
(グッチさん)「全く違いますよ。本当に全く違う。後ろから来る車にひやひやひやひやして運転していたのが安心になって、前から来る車もゆっくり行ってくれるし」

効果を実感したグッチさんは、警察にも違法ではないと確認した上で、スーパーや公園など出かけた先で広めています。自転車の前かごに40枚ほどの手紙を入れ、この日は大阪・豊中駅前に。自転車で走る姿を車から見ても、高齢者マークははっきりと見えます。
そしてグッチさんは自転車に乗ろうとしている人らに声をかけます。
(グッチさん)「これちょっと見て、高齢者が自転車運転していますよっていうマークなの」
(街の人)「あ、それ持っています」
(グッチさん)「それやったら余計にここに付けてあげて」
(街の人)「え、自転車に付けるの?」
(グッチさん)「そうそうそうそう」
(グッチさん)「売り込みでもないんよ、何でもないの。私が自転車にこんなん付けて、ものすごい安全になったの。あなたは若いから、あなたのおじいちゃんおばあちゃんに、ぜひこれをお勧めしたい」

何かのセールスかといぶかる人もいますが、それでもグッチさんは次々と声をかけ続けます。そこまでする理由は?
(ジャンハイ・グッチさん)「特に私は高齢者になってから、本当に私は真っ直ぐ真っ直ぐ走っているんやろかな…ひょっとしたら蛇行しているんじゃないか…というような危惧も感じています。やっぱり交通事故を減らす。命を大事にする。同時に車を運転する人を守るため。亡くなったらね、それはもう気の毒ですよ。それやったらみんなが注意して。賛同者を増やす。それが1番大きな私の今の目標ですね」
(2024年6月19日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『山中真の知りたいがとまらない!』より)














