一番プレッシャーに強いのは?

石井アナ:今から質問をさせていただきます。このネーションズリーグに関して一番当てはまるなっていう方を伺っていきたいんですが、よろしいですか。それではまず一つ目の質問です。一番プレッシャーに強いのは?(札を挙げて)古賀選手が3人。そして1人だけ宮部選手。

古賀選手:いつも苦しい時というか、向こうがセットポイントだったりこっちがセットポイントのところで、ピンチサーバーでサーブを打って、しかも本当に崩してこっちの点になるっていう展開がこの大会とても多かったので、勝負強いなと思ってます。

宮部選手:24点目とか、劣勢のときに出ることが、今大会というか1週目から含めて多くて、内心いつもドキドキしながらサーブを打っていたので。見てもらえてよかったなと思いました。笑

石井アナ:日本中みんな見てましたよ!眞鍋監督もやっぱりそういう思いがあって、何か変えてくれるんじゃないかとか?

眞鍋監督:いや宮部を出すときは、私はもう、脇の下から汗がダラダラっと。一番緊張してました。笑

石井アナ:監督が一番緊張されてた?

眞鍋監督:昨年よりも、この半年でガラッとサーブが変わったんですよね。だから何があったのか、1回僕も聞いてみたいです。

石井アナ:ちょっとぜひ。何があったんですかね?

宮部選手:何があったんでしょうか・・・。でもとにかく打つときは、「ミスっちゃうかも」とかは全く考えないようにしてて、「奥に打つ」「相手の肩口に打つ」それだけしか考えてないです。逆に何も考えてないかもしれないですけど、いい意味で。

石井アナ:パリでも大変楽しみですよね、監督。

眞鍋監督:期待してます。

石井アナ:さあそして3選手は、古賀紗理那選手、キャプテンを挙げました。石川選手、なぜ古賀選手を選ばれましたか?

石川選手:やっぱり勝負どころだったり、決めてほしいところで、苦しい場面でも本当にたくさん決めてくれてて。そこが本当に、チームとして救われてるポイントが多かったなというふうに感じます。

石井アナ:古賀選手はどのような意識でプレーされてるんですか?

古賀選手:監督から、「20点以降の決め方」っていうのをいつも言われてて、もういっつもその言葉が20点以降頭によぎるので、とにかく決めないとっていう気持ちでいってます。

石井アナ:古賀さん、これもう耳にタコができるぐらい聞いてると。

眞鍋監督:古賀にはもう2年前から、「1セット5点取ってほしい」って言ったんですよ。世界で1セット5点取るのはもう本当に数名しかいないんで。だからこのトルコ戦も30点でしょ。5セットですから。すごいんですよ。5点はすごいですよ本当に。

石井アナ:監督のその言葉っていうのは意識してるんですか。

古賀選手:めちゃくちゃ意識してます。だから本当に20点以降はそれしか頭になくて。

石井アナ:この後の戦いもね、そこに注目して見ていただきたいと思います。

MVPは眞鍋監督?

石井アナ:2つ目の質問に参りたいと思います。パリオリンピック出場を決めたネーションズリーグ予選ラウンド、ここまでのMVP挙げるとしたら、誰になるでしょうか?直感でお願いいたします。・・・監督の名前(の札)が挙がってる!

小島・・・石川、宮部、眞鍋監督
古賀・・・小島、石川、眞鍋監督
宮部・・・小島、石川、眞鍋監督
石川・・・古賀、小島

眞鍋監督:それは、僕でしょ。笑

石川選手:選手だけかと思ってました・・・。

石井アナ:監督先ほど「俺でしょ」っておっしゃってました。

眞鍋監督:いやそれは、冗談、冗談です。やっぱり選手全員ですよ。(リザーブ選手含む)18名。

石井アナ:小島さん、監督もしっかり入れてましたけど。

小島選手:そうですね。ワンチームなのでスタッフ、選手含めて勝ち取ったと思っています。

石井アナ:もう100点な回答ですね。

眞鍋監督:はい。笑

小島選手と宮部選手

石井アナ:古賀選手、3人を挙げましたけど。

古賀選手:いや、でも本当にチームみんなだなと思っていて。苦しいときに代わって入った選手が助けてくれたりとかしてたんで、本当にみんなで勝ち取ったかなと思います。

石井アナ:その通りですよね。ワンチーム、ワンドリームという言葉って、これ監督が考えられたんですか。

眞鍋監督:昨年(五輪予選で)オリンピックの出場権を取れずに。半年間ずっと考えてました。来年は何にしようかなと。(ある日)ぱっと朝早く、目が覚めたらその言葉が出てきました。

石井アナ:今古賀さんがね、「いつも朝早い」って言ってました。監督早いんですか?

眞鍋監督:朝早いです。たまたま何かいいフレーズないかなというときに、ワンチーム、ワンドリーム。

石井アナ:小島さんめちゃくちゃ笑ってますけど。

小島選手:やっぱ朝にひらめくんだなと思いまして。