横浜市はきょう午後、会見を行い、市内3つの認可保育園がうその申請をして、補助金およそ1億7800万円を不正に受け取っていたと明らかにしました。
横浜市によりますと、市の認可保育園「くっくおさんぽ保育園」「くっくおさんぽ保育園大倉山」「くっくおさんぽ保育園ふとお」は、職員の勤務時間などを偽って申請し、2018年4月から去年5月までの5年間で補助金およそ1億7800万円を不正に受け取っていたということです。
3つの園はいずれも「社会福祉法人くっくあゆみの会」が運営していて、園長はそれぞれ、法人の理事長とその妻と娘が務めていました。
市によりますと、「園長がいない時間が多く、姿が見えない」という趣旨の情報提供が寄せられたことで不正が発覚し、園は市の聞き取りに対し「勤怠管理の不備や制度の認識不足だった」と説明しているということです。
市は、不正受給した補助金は保育士の給与などに充てられ、私的な流用は確認されていないとしていますが、長期にわたる悪質な不正受給とみて刑事告訴も検討しているということです。
注目の記事
忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】

犯人は小6女児「妹が殺された」兄に手渡されたヤフーニュース…「この人たちには頼れない」【佐世保小6同級生殺害事件・前編】

新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】

【独自】「この野郎」「見とけよ、貴様」北九州・中学生2人殺傷事件から1年 捜査1課長(当時)が初めて語った犯人への憎しみと執念の捜査【前編】

東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】









