横浜市はきょう午後、会見を行い、市内3つの認可保育園がうその申請をして、補助金およそ1億7800万円を不正に受け取っていたと明らかにしました。
横浜市によりますと、市の認可保育園「くっくおさんぽ保育園」「くっくおさんぽ保育園大倉山」「くっくおさんぽ保育園ふとお」は、職員の勤務時間などを偽って申請し、2018年4月から去年5月までの5年間で補助金およそ1億7800万円を不正に受け取っていたということです。
3つの園はいずれも「社会福祉法人くっくあゆみの会」が運営していて、園長はそれぞれ、法人の理事長とその妻と娘が務めていました。
市によりますと、「園長がいない時間が多く、姿が見えない」という趣旨の情報提供が寄せられたことで不正が発覚し、園は市の聞き取りに対し「勤怠管理の不備や制度の認識不足だった」と説明しているということです。
市は、不正受給した補助金は保育士の給与などに充てられ、私的な流用は確認されていないとしていますが、長期にわたる悪質な不正受給とみて刑事告訴も検討しているということです。
注目の記事
「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
