能勢さんのアンダーグラウンドなアートは「次の時代をつくる可能性」
能勢さん自身もアーティスト。写真を撮ります。
(能勢さん)
「用水路の底ですけど、ヘドロの一種みたいなものですね。生活雑排水の中の米のとぎ汁みたいなものが用水に流れているわけで」
能勢さんの手にかかれば、こんなアートも成立してしまいます(【画像⑦】)。
古い映像には、人が行き交う街の通りで、裸でパフォーマンスする男性の姿が…。
能勢さんが撮影しました。
(記者)
「あれはアートなんですか?」
(能勢さん)
「もちろんアートです。何か行為をすることによって、ひとつの状況を書き換えることが出来ればなという挑戦ですよね」
「年がいった人は大笑いされていましたけどね。それでちょうどここら辺ですね。車を待たせておいて、それで乗り込んで、そのままGO!」
能勢さんの表現の軸足は、「アンダーグラウンド」に置かれています。
(能勢さん)
「アンダーグラウンドというのは、今は主流ではなくても、次の時代を作り出す可能性がある。一般的でないから新しいんで。時代を変えていく『潜勢力』というんか」
ペパーランドは音楽以外にも映画の上映会や、トークセッションをはじめ、幅広い表現活動の受け皿になってきました。
(能勢さん)
「アンダーグラウンドのそういう動きを常に大事にしていく場所でなかったら、次の文化は生み出せないんですね。本当に実践してきたのがペパーランドの50周年であると同時に、実践こそが一番大事なんですね」














