岡山市に、全国でも指折りの歴史あるライブハウスがあります。今年50周年を迎えた「ペパーランド」です。音楽・演劇・トークセッション・上映会。表現の自由を謳歌して半世紀。
その主宰者に今、熱い視線が注がれています。
忌野清志郎さんも歌ったライブハウス「文化財的な性質を帯びてくる」
そのライブハウスで、火を噴くパフォーマンスがありました。観客は…。
(観客)
「なかなか他のライブハウスでは見られないイベント。『治外法権』というか。
「『久しぶりにヤバいもの』を見たというのが一番率直な。いい意味で」
ライブハウス・ペパーランド、創業1974年。50周年を迎えました。今回の公演をブッキングした、主宰者の能勢伊勢雄さん(【画像③】)です。
発行部数5万5千部の「プラグマガジン」が組んだ、岡山を代表する著名人の特集ではトップバッターに。ここに来て、その功績が高く評価されています。本人にも、ライブハウスの歴史を作って来た自負があります。
(能勢 伊勢雄さん)
「この空間自体が、『ライブハウスというのはこういう形の中で生まれて来たんだよ』という文化財的な性質を、恐らくだんだん帯びてくるんじゃないか」
創業当時はライブハウスという言葉もありませんでした。やがてニューミュージックやバンドブームの波に乗りました。さまざまなアーティストがペパーランドにやってきました。
(能勢さん)
「忌野清志郎(【画像⑥】)のひりひりするような孤独感とか、そういうものでこの空間がぜんぶ満たされてゆくステージでしたね。最高の歌い手だと僕は思います」














