宮崎県は、県立高校の入試で体調不良などを理由に受験ができない場合の追試を制度に盛り込むかどうか検討を進めていると明らかにしました。

県立高校の入試については、試験当日に体調不良などで受験できない場合、各高校の校長判断で書類選考などの対応をとっていて、制度として追試は設けられていません。

こうした中、18日の県議会一般質問で、県は、来年度の県立高校の入試要項に、追試制度を盛り込むかどうか検討を進めていると明らかにしました。

文部科学省によりますと、今年度の公立高校入試で追試制度がなかったのは宮崎を含め6県だけとなっています。

(宮崎県 河野俊嗣知事)
「これまでも様々な配慮がなされてきたと思うが、よりしっかりと(追試の)仕組みを用意するということがポイントであろうかと考えている」

県は、追試制度を設けるかどうか、例年7月に公表される入試要項で示すことにしています。

追試制度がない6つの県のうち鹿児島県は、来年度の入試から追試を実施することを決めていて、また、全国的には感染症などによる体調不良はもちろん、生理痛に配慮する動きも進んでいます。

今後、受験生に寄り添った仕組みになることが望まれます。