6月15日(土)vs. 楽天(楽天モバイルパーク)

第2戦目。カープは2回、2アウト・2塁・1塁のチャンスで、前の試合2安打の9番・二俣。体勢を崩されながらも打球は1・2塁間を破り、ライト前へ。二俣の交流戦初タイムリーでカープが先手を取ります。

なおも3塁・1塁のチャンスで続いたのは、1番・秋山。きれいなセンター返し。「下位打線がつないで回してくれた」と2者連続のタイムリーでリードを広げます。

援護をもらった先発は、今シーズン、まだ勝ち星のない 玉村昇悟 。2回ウラ、連打で1アウト・3塁・1塁とピンチを招きますが、ストレートでピッチャーゴロに打ち取り、ダブルプレー。ピンチをしのぎます。

その後も玉村は要所を締めるピッチングで無失点に抑える好投。5回を終えて勝ち投手の権利を得ます。

打線は6回、ランナー3塁・1塁で交流戦で打点のない6番・坂倉将吾 。ショートのグラブをはじく強烈な打球。「秋山さんに起きろと言われたので、打ててよかった」と坂倉の3週間ぶりのタイムリーで追加点を挙げます。

なおも3塁・1塁で9日に再昇格した7番・堂林翔太 が、4月20日以来のヒットを放ちます。帰ってきた選手会長の一振りで4点目を奪います。

その後、1点差に迫られましたが、最後は守護神・栗林がしっかり抑えてゲームセット。玉村は今シーズン初勝利。さらにカープは7年ぶりの交流戦勝ち越しが決まりました。(楽天 3-4 広島)