磨き上げた“高速バックアタック”
古賀選手が「日本の生命線」だと語るのが、「高速バックアタック」。
バックアタックとは、後方の選手が打つスパイクのことで、前の3人に加え攻撃の人数が増えるので、誰が打ってくるんだろうと、相手ブロッカーを惑わせることができます。
ただ、後ろの人は、アタックラインの後ろから打たなければいけないため、前の3人が打つよりも、ボールのコントロールは難しくなるんです。
さらに、日本チームの平均身長は約177cmで、海外チームの平均は約190cm(リベロ除く)と、10cm以上の身長差があるため、真っ向からの打ち合いは不利です。
そこで重要なのが、ブロックで待ち構える相手に的を絞らせないよう、様々な位置から「高速で打つ」こと。
実際のプレーで比較します。














