企業向け保険の保険料を事前に調整していた問題で、損害保険ジャパンは営業活動をする125の部・支店のうち、7割以上で不適切な行為が確認されたとする調査報告書を公表しました。
これは、企業向け保険の保険料を事前に調整していた問題を受けて損害保険ジャパンが外部の弁護士による調査委員会を設置し、報告書を公表したものです。
報告書によりますと、営業活動を行う125の部・支店のうち7割を超える96で、不適切な行為が確認されたということです。
対象となった法人数は385にのぼり、最も古いものは1968年から行われていました。
また、当時の経営陣が自ら保険の約款などの情報を他社と交換、入手した情報を取締役らにメールで共有していましたが、法務・コンプライアンス部の担当取締役が独占禁止法に違反するリスクがあると指摘すると、メールの削除を指示するなど証拠を破棄する事案も明らかになりました。
報告書では「歴代の経営陣の責任は極めて重い」としたうえで、「不適切行為やその背景にある真因に踏み込んだ構造改革を行わないならば、早晩、同様の不祥事を再発させて社会からの信頼を完全に喪失し、企業として存立が困難になる」と指摘しています。
報告書を受けて、損保ジャパンと親会社のSOMPOホールディングスは「今後の業務改善にいかすことで、お客さまや社会からの信頼回復を目指してまいります」とコメントしました。
注目の記事
『最後だとわかっていたなら』生徒の心に響く“被災者の後悔”動画の授業「最後だとわかっていたら、お弁当作って見送ったかな」【東日本大震災から15年】

【羽生結弦さん・動画公開】「唯一見えた光は星空。そんな存在になれたら」15年前の震災から復興への思い語る

「日常を一緒に作りたい」 漁業の街・大船渡市を農業で復興へ 東北最大級のトマトの産地に 山梨の農業法人との絆【東日本大震災 3.11】

がれきの中で“家族写真”探していた女性は今…2年後に住宅再建 空き地も目立つ陸前高田で暮らし続ける理由【東日本大震災15年】

「患者さんが一人でも戻るなら自分も戻る」津波で孤立した病院は海辺で現地再建 地域医療を支える覚悟<南浜中央病院の15年・後編>【東日本大震災15年】

【3月9日】レミオロメンのカバーで1000万回再生 当時高校生だった3人が15年後の「3月9日」に再会した理由「この日しかないと思って【前編】









