台湾の頼清徳総統がアメリカの有力誌「タイム」のインタビューに応じ、「全世界の国が台湾人民の選択を尊重するよう希望する」と訴えました。
頼清徳総統は4月に「タイム」の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれていて、自身が表紙を飾る今月13日発売号にインタビューが掲載されました。
この中で、頼総統は「全世界の国が台湾人民の選択を尊重するよう希望する」と訴え、国際社会の支持を得たい考えを示しました。
頼総統の当選直後、南太平洋のナウル共和国が台湾と断交して中国と国交を回復するなど、台湾と外交関係のある国は12に減少していますが、頼総統は「台湾が世界での『自由の灯台』、『民主主義の砦』となっている成果を変えることはできない」と強調しました。
また、中国との関係については「現状維持」を強調する一方、先月の就任演説で「中華民国と中華人民共和国は互いに隷属しない」と述べたことについて、同じ民進党の蔡英文前総統や、中国に融和的な国民党の馬英九元総統も言及したことだと説明しました。
さらに、「国際法によれば、我々は既に主権独立国家だ。私の目標は台湾の人々を団結させることだ」と語っていて、頼政権を「独立勢力」とみなす中国が反論することも予想されます。
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