県産さくらんぼの主力品種佐藤錦の品評会が、きょう、山形県山形市で開かれました。

品評会には、天童市や寒河江市などで栽培された2Lサイズの佐藤錦、合わせて28点が出品され、色づきやつめ方など9項目で審査が行われました。

JA全農山形によりますと、今年は去年の猛暑の影響で双子果が多く、良質のさくらんぼの数が少なくなり出品を辞退する人が多く、去年と比べて出品数が10点ほど減ったということです。

しかし、朝晩の寒暖差の影響で着色、糖度ともに良好で、糖度は29.2と、過去最高と同じ数値となりました。

審査の結果、パック詰め部門では、寒河江市の菊地俊之さん、バラ詰め部門では、南陽市の遠藤稔さんのさくらんぼが最優秀賞を受賞しました。

県園芸農業研究所 長米野智弥 審査委員長「旬の短いさくらんぼですが、この時期全国の皆様に初夏の宝石として召し上がっていただければなと」


きょう出品されたさくらんぼはあすから宮城県の藤崎百貨店で販売されるということです。














