「大きな一歩」過ごしやすいまちづくりに向けた模索は続く

 そして、6月5日、2回目の話し合いが行われ、2時間半以上にわたり、一方通行を含め具体的な解決策を検討。今後も話し合いを重ねていくとしています。参加した市の担当者は次のように話しました。
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 (京都市都市計画局 青柴勝さん)「ようやくスタートについたかなって感じ。安心安全で皆さんが心地よく住んでもらえるような嵐山、かつ観光地で住んで誇りに思える嵐山(にしたい)って声が非常に多かったので、そういう嵐山になるようにわれわれもしていきたいです」
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 (石川恵介さん)「(平日の一方通行化への)反対意見ももちろんあるでしょうけども、皆さんでしっかりと話し合いをしていって、一定の答えといいますか、出していかないといけないですし、今までそれができていなかったのもあるんですけど、方向性をみんなで決められるっていうのは、大きな一歩なんじゃないかなと思っています」

 観光客が戻り、新たな課題に直面している嵐山。さまざまな立場にとって過ごしやすいまちづくりに向けた模索は今後も続きます。