『平日も一方通行』とする実証実験 アンケートに6割が“歩行者の安全確保に有効”と回答するも…
こうした状況を受け京都市は去年11月、平日も含めた1か月間、長辻通を一方通行とする実証実験を実施しました。その後、地元住民を対象に行ったアンケートでは6割が「平日の一方通行が歩行者の安全確保に有効だ」と回答。石川さんは地域の理解が得られれば安全確保のために平日の日中も一方通行を実施すべきだと話します。
(石川恵介さん)「(訪れる人の)8割くらい外国の方が来られなかで、土日だけの規制が意味をなしていないです。平日も含めて一方通行みたいにしていかないといけないのかなと思います」
そして今年4月、地元住民や行政の担当者などが集まり、混雑解消に向けた話し合いが初めて開かれました。ただ、平日の一方通行化について全員が賛成ではないようです。
(近くに住む人)「一方通行だと、逆向きのバスがないですから、遠回りしないといけないし、かえって不便というときもありますよ」
(近くに住む人)「(Q平日も一方通行にするのは?)ダメです、それは。観光客より生活する人のため、それが第一ね。年寄りにはね、本当にここ、バスが行かなくなったら歩きようがないですよ」