美容医療トラブル なぜ増加? 失敗や後悔しないためには…

【美容医療】失敗・後悔した人は?
ある:7.3%(約110人)
ない:92.7%
※ベリーベスト法律事務所「美容施術に関する意識調査」より調査人数:1500人
井上貴博キャスター:
金額の妥当性などルール設定を求める声もあります。共立美容外科、實藤医師に話を聞きました。

共立美容外科 医療経営部長 實藤 健作 医師
「医師ではなく非医療従事者によるカウンセリングや、施術の効果や副作用など説明が不十分なケースも」
手術の効果副作用など説明が不十分なケースもあるので、医師にカウンセリングをお願いする方がいいそうです。
そして實藤医師のところに最近多いのが「たるみ解消のため、皮膚に挿入した糸でひきつれ」「ヒアルロン酸注入による不自然な肌の凹凸」といった修正治療の依頼だそうです。
施術した医院が「もう手に負えない」ということで、修正治療の依頼が増えているそうです。

ポイントとしては「過度な効果をうたう広告には注意」「施術費用の妥当性」「アフターケアの確認」など気を付けてください。
お店によっては当日に契約をすると「割引します」というサービスをしているようです。そういったことはなるべく控えて、他の医院と比較し、冷静に俯瞰して見るということなどがポイントです。
ホラン千秋キャスター:
クリニックのSNSなどで、センセーショナルな効果音を使ったり、ポップな投稿をしたりすることで、ものすごくハードルが下がっていると思う。医療行為だということをしっかり自分でも考えて、いろいろ比べてみるとか、調べてみるとかは重要ですよね。
井上キャスター:
美容医療の場合は基本的にカウンセリングをして、リスクの相談があって、同意書にサインを求められます。何か失敗が起きた場合でも全て自己責任で、泣き寝入りということになってしまいます。ぜひ冷静に判断してください。