ヨーロッパ最大規模とされる国際映像コンペティション「ワールドメディアフェスティバル」ドキュメンタリー部門のアーツ&カルチャーで金賞を受けたドキュメンタリー番組は、『劇場にて ― 舞踊家 金森穣と新潟』。
新潟市の公共劇場である「りゅーとぴあ」に専属する舞踊団『Noism(ノイズム)』の芸術総監督で演出振付家でもある金森穣さんの創作過程に密着し、佐渡の太鼓芸能集団『鼓童』との初共演を追った作品です。

授賞理由について主催者のサラ・チンブアさんは…
「新潟市と佐渡市の2つの地域が結び付き、より強いコミュニティーをつくります。ですから、お互いを支えて普段は集まらない人々(Noismと鼓童)を結び付ける作品を持つことは、非常に重要です。前向きな影響を与えるこの番組を私たちは評価しています」と話しました。

ハンブルクには、多くの公共劇場やホールが立ち並んでいます。
ここで暮らす日本人にも話を聞こうと、市街地から少し離れたところにあるバレエセンターを訪ねました。