スマホの使い方がよくわからない。そんなお年寄りに名古屋の大学生が使い方を優しく伝授しました。
名古屋市熱田区で開かれたスマホ教室に集まったのは、78歳から91歳までのおよそ30人です。
(78歳の参加者)
「地図にしても何にしてもみんなスマホでわかるというけれども、いろんな機能があって便利だけど使い方がわからんもんで」

みなさんがスマホでやりたいのはSNSでの、家族や友人とのやりとり、また、好きな動画を楽しみたい、という声も。そこで、地元 名古屋学院大学の学生が、ひと月以上かけて、授業内容を考え、テキストも用意しました。まずはスマホを使うためにWi-Fiにつなぐところからです。
(参加した大学生)
「Wi-Fiって何か知ってるよって方、手を挙げていただいてもいいですか?分かんないですよね…」
およそ30分かけてWi-Fiに接続。次に、学びたいものごとに分かれて、2年生14人がマンツーマンで指導。LINEの使い方や地図の見方など、目的は様々ですが、みなさんやる気満々です。
1時間の授業が終わり…
(78歳の参加者)
「お天気も地図も、それからLINEも動画もできるようになりました」
(83歳の参加者)
「娘や孫と(LINEを)やります」
(大学生)
「みなさん喜んでいただけて、笑顔が見られたのでよかったのかな」
(名古屋市熱田区社会福祉協議会 長谷部千恵さん)
「すでに『2回目はいつなの』と参加者が言って帰られましたので、できれば(2回目も)実施したいなと思っています」