地震で被災した石川県内の酒蔵が、全国の酒蔵とタッグを組み、酒造りを行うプロジェクトが進められています。合言葉は「能登の酒を止めるな」です。

杜氏たちの絆で生まれたオリジナルの1本が、7日お披露目されました。

元日の地震では、奥能登にある11の酒蔵すべてが被害を受け、いまだ元の場所で酒造りを再開できない状態が続いています。

日本4大杜氏の一つ「能登杜氏」が長年、守り続けてきた銘柄が存続の危機にさらされる中、白山市の吉田酒造店をはじめとする全国5つの酒蔵と能登の酒蔵がタッグを組んだプロジェクトが始動しました。

プロジェクトリーダー・吉田酒造店・吉田泰之さん「どうしても石川の酒蔵だとずっと支援していくには負担も大きい。全国の酒蔵に協力をお願いし、能登の蔵に変わって全国で委託醸造を行った」

吉田酒造・吉田泰之さん