幼児を中心とした感染症「手足口病」が今年初めて流行警報レベルを超えました。
宮崎県は感染予防の徹底を呼びかけています。

「手足口病」は、幼児を中心に手のひらや足の裏、口の中などに小さな水疱ができる感染症です。

県によりますと、県内の定点医療機関で先月27日から今月2日にかけて報告された「手足口病」の感染者の数は207人で、前の週のおよそ1.6倍に増加。

保健所別にみると、延岡が60人、宮崎が45人、日向で34人などとなっていて、年齢別では6か月から2歳が全体のおよそ9割を占めています。

1医療機関あたりの報告数は5.75で、今年初めて流行警報レベル開始基準値の「5」を超えました。

手足口病は、便などに含まれるウイルスを通じて感染するとされていて、県は、幼児のおむつ交換のあとなどは手洗いを徹底するなど、感染対策を呼びかけています。