石垣市の小学生が、手作りのイカダで川を下る伝統行事に挑戦しました。

石垣市立宮良小学校の児童らが挑戦する川下りは、水辺の動植物の生態を観察するなど地域の豊かな自然を見つめ直すことを目的に、6年生が毎年行っている伝統行事で、今回で45回目となります。

参加した6年生18人は、ドラム缶で作った手作りのイカダに乗り、学校の近くを流れる宮良川の川下りに出発。

下級生や保護者の声援を受けながら、約3キロを2時間半かけて下り、河口近くの砂浜に全員無事にゴールしました。

▽男子児童
「洞窟に入ってコウモリを見たり、色々なマングローブを見たりすることが楽しかったです」
▽女子児童
「今回やってみて、やはりやるのは大変だなって。大人の協力もないといけないし、地域の人たちの協力があってこそできる行事だなと思いました」

途中、オールを落とすハプニングもあったということですが、子どもたちは自然の素晴らしさと友情の大切さを実感している様子でした。
(取材:5月26日 RBC八重山通信員 吉田永吉)