6月9日の「ロックの日」を前に、大分県別府市で警察や高校生らが自転車の二重ロックを呼びかけました。

この街頭活動は自転車盗難被害の防止を目的に別府警察署が地元の高校生らと行ったものです。

6日は明豊高校の生徒と市内の自転車販売店のスタッフおよそ30人が参加。JR別府駅の駐輪場で通勤・通学中の人たちに防犯チラシや自転車用のワイヤーロック錠を配り、二重の鍵かけを徹底するよう呼びかけました。

(高校生)「ひとつしか鍵をつけていない人が多くいたので、対策をしてもらいたいと思います」「自分もツーロックを意識していきたいし、周りの人にも呼びかけられるよう心がけたいです」

警察によりますと、別府市内の去年1年間の自転車盗難件数は69件と、前の年より増加していて、このうち、およそ7割が鍵をかけていなかったということです。