三陸鉄道と沿線の魅力を子どもたちに伝える絵本が完成したことを記念し6日、保育園の園児を招いて読み聞かせ列車が運行されました。

絵本「ちいさなさんてつの楽しい駅めぐり」は三陸鉄道が開業40周年を記念して久慈市在住の絵本作家、宇部京子さんに依頼して作ったものです。6日は、久慈市のいなり保育園の園児27人が貸し切りの読み聞かせ列車に招待され、宇部さんが絵本を披露しました。

(宇部 京子 さん)
「恋し浜駅、恋し浜駅、たくさんのホタテ貝。皆のお願いが叶いますように」

絵本では三陸鉄道の41の駅と沿線の魅力が28ページに渡って描かれています。絵本で三陸の魅力に触れた園児たちは、車窓に絵本と同じ風景が現れると歓声をあげて喜んでいました。