『子持ち様』向けの支援だけでは解決しない
さまざまな子育て施策が拡大するなか、公共の場で子どもを注意することなく、言わば野放しにするような、傍若無人な振る舞いの“親”がいるのは事実。
おそらく、先の仕事での話にせよ、そういった極一部の人たちのせいで『子持ち様』vs『子無し様』の構図が出来上がり、ますます対立が深まってしまうのだろう。
この深まる対立を見る『独身様』は、果たして『子持ち様』になりたいと思うのだろうか。
少なくとも、『子持ち様』に対する支援だけでなく、それを取り巻く「環境」に対しても強力なインセンティブがない限り、根本的な原因である「人手不足」の問題を解決し、『子持ち様』も『子無し様』も『独身様』も、みんながwin、win、winになれる、というのは難しいのだろう。