凶器を持った相手や、増加しているクレーマーへの対応に関する防犯訓練を、大町市の労働基準監督署と警察が行いました。

大町労働基準監督署で5日に行われた訓練には、職員9人と大町警察署の警察官4人が参加。

労基署の利用者が、刃物などの凶器を持っていた場合を想定し、さすまたを使って相手の接近を防ぎながら、警察に通報するまでの流れを確認しました。

大町労働基準監督署 中澤智也(なかざわ・ともや)さん:
「刃物振りかざして来られましたので、怖さというものはありましたね」

また、近年増えてきているという悪質なクレームへの対応の訓練も実施。

まずは利用者の声に耳を傾け、説得に応じないときは複数の職員で対応し、場合によっては警察に通報する、という手順で進めていました。

大町労働基準監督署 藤川康廣(ふじかわ・やすひろ)署長:
「きょうの訓練によって、若い職員はだいぶハードルが下がったと思うんですよね」
「警察も呼びやすくなったし、上司も呼びやすくなった」

労基署では、2023年5月に中野市で発生した銃撃事件を受けて、銃などの凶器への対策も警察に相談しながら検討していくとしています。