鹿児島市の石油貯蔵施設で4日、火災を想定した消火訓練がありました。
(記者)「こちらはタンクローリーが給油する場所。危険物を取り扱う場所ではどのような訓練が行われているのでしょうか」
鹿児島市谷山港の東西オイルターミナル鹿児島油槽所では、鹿児島市消防局や社員ら33人が参加し、消火訓練が行われました。
大規模な地震でタンクローリーの給油施設から重油が漏れ出した想定で、油がまわりに広がらないように社員が土のうでせき止め、砂をまいて吸着させて回収していました。そして、貯蔵タンクから火が出た想定で消防隊員が放水し、高温になったタンクを冷やして爆発などを防いでいました。
(東西オイルターミナル鹿児島油槽所 飯森力所長)「訓練を通じて災害が発生しても素早く対応できるように今後も努力していきたい」
(鹿児島市消防局南消防署・警防第二係 柳田元二係長)「かなりの輻射熱、爆発なども想定されるので大規模な活動になると思う。そこが大変と感じる」














