宮崎県高校総体 男子サッカーの決勝は、去年と同じ顔合わせ、日章学園と宮崎日大のライバル対決となりました。

(高橋美苑リポーター)
「頂点へ輝くのは、赤の日章学園か、ピンクの宮崎日大か。この後、キックオフです」

1日、いちご宮崎新富サッカー場で行われた男子サッカー決勝。
連覇を目指す宮崎日大と、2年ぶりの王座奪還を狙う日章学園が対戦しました。

日章学園は、試合開始早々、U‐19の日本代表に選ばれた高岡伶颯が日大ゴールに迫ります。
高岡のシュート、ここは惜しくもクロスバーに弾かれます。

その4分後にも、こぼれ球に高岡が反応しますが、宮崎日大のディフェンスに転倒。
このプレーで宮崎日大は退場者を出してしまいます。

試合が動いたのは、前半22分、日章学園、野口のシュートがはじかれますが、高岡がゴールに押し込みます。


後半も主導権を握ったのは日章学園。宮崎日大は粘りのディフェンスを見せます。

後半32分、日章学園がゴール前へ運ぶと、ゴールキーパーがはじいたこぼれ球を、途中出場の佐久川が押し込み、追加点を奪います。

勢いに乗る日章学園はその3分後、高岡がだめ押しの3点目。

追いかける宮崎日大は、アディショナルタイム、小濱が渾身のシュート!
これが決まり、最後に意地を見せた宮崎日大ですが、ここで試合終了。

日章学園が去年のリベンジを果たし、2年ぶり17回目の優勝を掴みました。

(日章学園 高岡伶颯主将)
「去年の借りを返せてすごくうれしい。(インターハイは)去年いけなかった分、今年、自分がいろんな全国のレベルをみんなにアウトプットして、チームとして全国優勝を目指して、頑張りたい」