藤井響樹アナウンサー「こちらの下大湯、中に入ってみますと、男湯・女湯と大きく書かれていまして、まさに歴史を感じる佇まいとなっています。そんな下大湯で、きょうから入浴料がなんと400時間無料になりました」

400周年を記念してきのうから始まったのが、400時間入浴料無料のサービスです。

営業時間が1日16時間なので、実に25日間、今月27日の午前10時まで入浴料が無料ということです。

きのうは、さっそく地域の人たちが訪れ、温泉に浸かっていました。皆さん気持ちよさそうです。

地域の人「70年以上入っているんだ。サービスで無料だと聞いて、手ぬぐい一本持って入りにきた」

美肌の湯としても親しまれている、かみのやま温泉。下大湯共同浴場は、レトロな雰囲気と43度程のやや熱めのお湯が特徴です。


そのため。
地域の人「撹拌してぬるくする。(子どもたちに)経験させた。自分が普段しているんだ」

地域の大人が子どもたちに、湯かきなどの入浴マナーを伝える、公衆浴場ならでの交流がいまも続いています。
児童「(湯かきは)初めての体験だったから、けっこう楽しかった」

東京から「気持ちいいです。きのう蔵王に泊まっていたので、きょうが帰りなので、御釜もいいですよね」

地域の人「やっぱり残してもらいたい。共同浴場というのは憩いの場」

下大湯共同浴場 伊藤和幸 代表「やはり清潔さ、それから会話、人とのコミュニケーション。これをとっていくことによって色んな人が来てくださる。山形や上山のよさを伝えていくことが、次の世代につなげられる」

浴場で人と人がつないできた400年の歴史。地域の憩いの場として、その歴史は続きます。















