5月、山梨県笛吹市のモモの畑で農作業中の死亡事故が相次ぎ、峡東地域で広報車を使って安全な農作業をよびかける活動が始まりました。
この活動は県やJAの職員など10の団体で構成する推進会議が農業用機械を使った作業が増える6月に毎年行っています。
6月3日の出発式のあと、広報用の車両で峡東地域を巡回し、安全な農作業を呼びかけました。

広報車:
「農作業は焦らず、急がず、慎重に!」
メンバーはブドウやモモの畑で作業中の農家に対し安全チェックシートを配り、事故への注意を呼び掛けていました。

山梨県 農政部 農業技術課 髙橋一春技術指導監:
「家族とコミュニケーションをとって“一人でやらない”誰かと一緒に農作業をしてほしい」
県内では5月、いずれも笛吹市のモモの畑で高所作業機の下敷きになって80代の女性2人が死亡しています。
このパトロールは5日間かけ県内全域で行われます。