大雨による災害が起きやすい時期を前に新潟県は防災情報の確認などを呼びかけました。また能登半島地震で揺れが大きかった地域は、特に土砂災害への注意が必要だとしています。

【県危機対策課 新保直人 課長】「大雨による災害時が懸念される時は、いち早く気象情報、防災情報を確認することが大切です」

県は3日、会見を開き大雨の時には情報をこまめに確認することや、「避難指示」が出たら必ず避難することを呼びかけました。

梅雨や台風の多い時期をさす、出水期は、今月15日から9月末までで、豪雨による河川の氾濫や土砂災害発生の危険性が高まります。

また県と気象台は、土砂災害警戒情報について能登半島地震で最大震度6弱を観測した長岡市は通常の7割、震度5強だった市町村は通常の8割の基準で発表すると説明しました。

【県砂防課 逢坂康之 課長】「土地震発生からまだ5か月程度なので、震度5強以上の地区の皆さまは土砂災害警戒情報が発令されたら避難してほしい」

県は、事前にハザードマップも確認してほしいとしています。