日本の「近代登山の父」と言われるウォルター・ウェストンさんの功績を称える式典が上高地で行われました。

上高地で開かれた今回で78回目を迎える「ウェストン祭」。

ウォルター・ウェストンさんはイギリス人の宣教師で、明治時代に日本を訪れ北アルプスなどの山々の魅力を世界に紹介したと言われています。

式典では地元の安曇小学校の児童が歌を披露するなどして、ウェストンさんの功績を称えました。

(日本山岳会信濃支部の 東英樹支部長)
「ウェストンの愛したすばらしい自然を、いつまでも大切に維持していかれたら」

2日はあいにくの雨の中日本山岳会の会員や観光客など、およそ200人が集まりました。