予約対応の効率化でサービスの質の向上が期待

こうした中、画期的なサービスが登場している。飲食店の電話予約をAIが代行する「オートリザーブ」だ。

「オートリザーブ」では、予約したい客がアプリやサイトから店を選択し、日時や人数などの情報を入力。

すると、AIが店の営業時間になったら自動で電話し、つながるまで架電して予約を代行してくれるというもので、これにより、電話での予約しか対応していない店でも、ネットで予約ができるようになる。

(「The TERRACE」を運営・KIRISHIMARANCH 三島尚毅マネージャー)
「お電話ありがとうございます。The TERRACEです」

霧島和牛を使った料理を提供する宮崎市のレストラン。
予約は電話やネットで受け付けているが、ほとんどが電話での予約だという。

(「The TERRACE」を運営・KIRISHIMARANCH 三島尚毅マネージャー)
「電話、電話、電話と、圧倒的に電話がうちの予約の大半を占めているかなと思います。なので、『オートリザーブ』のサービスは検討しようかなと思っている」

三島マネージャーは、「オートリザーブ」を導入することで、予約対応の効率化が図られ、その分、サービスの質の向上が期待できると話す。

(「The TERRACE」を運営・KIRISHIMARANCH 三島尚毅マネージャー)
「うちとしても予約管理がしやすくなるので、そういったところはすごくメリットを感じる。食材がすごく高騰している中で、効率よく回すことで提供価格を変えずにお客様に、逆に安価でいい商品を提供できるようにしていきたい」